お金の話

私の入っている生命保険とその考え方

私は「死亡・高度障害」になったときに4000万円を受け取ることができる保険に加入しています。

保険料は毎月3,025円で掛け捨てです。その他に生命保険には加入していません。

私はなぜこの保険に入っているのか?

その理由についてお話しします。

私が死んだ時に備えるべき金額は?

保険は「万が一のことが起こったときに、生活に困らないために備えて加入するものもの」です。

それなら私が万が一死んだときに備えておくべき事態とは何なのか?

それは「必要最低限の生活費と子供が大学を卒業するまでの教育資金」の確保です。

具体的に考えると、私が死んだ場合、残された家族は片親で

  • ①日々の生きていくための生活費
  • ②子供の教育資金
  • ③遊ぶためのお金

を稼がなくてはいけません。

このうち少なくとも

「①日々の生活費と②子供が大学を卒業するまでの教育資金」

を稼ぐことができなければ生活は立ち行かなくなってしまします。

片親で、子供3人の子育てをしながら稼ぐことになるので、これはかなりハードだと考えています。

そう考えると、①と②のお金だけは保険に入っておき、何があっても必要最低限の生活は保障しておきたいです。

むしろ安心して子育てに集中するためには保障しておくべきだと思います。

我が家の場合

①は月15万円、②は月10万円(将来の教育資金の積立を含む)かかっています。

つまり①+②=月25万円さえあれば、子供は大学まで進学でき、日々の最低限の生活を送ることができます。

そして一番下の子供が1歳のため、大学卒業までの22歳まで、この月25万円を保証する必要と考えると

月25万円×12ヶ月×22年=6,600万円

のお金が必要ということになります。

生命保険をかけるべき金額は?

保険で確保すべき金額は計算できました。

この金額に対して生命保険で備える必要がありますが、

ここで忘れていけないのは遺族年金です。

遺族年金で月13万円程度もらえる計算なので、

25万ー13万=12万円

が不足分になります。

なので

月12万円×12ヶ月×22年=3168万円が生命保険でカバーすべき金額です。

この金額に対して民間保険で備えておけばいいということになります。

改めて計算してみましたが、我が家の場合4000万円の保証の保険はもう必要なさそうです。

また、教育資金のための貯金も貯まっているので、その分保証額は減らしても良いですね。

このように保険は1度加入してお終いではなく、数年に1度見直すのが基本です。

そうしないと、保険料が上がっていき日々の生活が苦しくなるからね!

遊ぶためのお金は働いて稼ぎましょう

先ほど

  • ①日々の生きていくための生活費
  • ②子供の教育資金
  • ③遊ぶためのお金

を片親で稼がなくてはいけないと書いたのですが

③の「遊ぶためのお金」は保険で備えなくていいの?

という疑問もあるかもしれませんが、私は不要と思っています。

あくまで保険で備えるべきは「万が一のことが起こったときに、生活に困らないために加入するものもの」です。

保険で必要最低限の生活は保証して、それ以上の生活をするお金はしっかり稼ぐべきです。

多額のお金を残しすぎたせいで、家族が働かなくなってしまえば、結局は将来困ることにるのは本人たちです。

遊ぶお金を含めたお金を残して、全ての生活を保障するのは本当の意味での家族への愛ではないと思っています。

私がいなくなれば、もちろん人手的な意味や精神的な意味で、パートナーに辛い思いをさせることになるのはわかっています。

それでも、パートナーはそれを乗り越えてしっかりやっていってくれると信じています。

少なくとも必要最低限の生活費と教育資金は保険で確保してあるから、忘れないでね。

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