先日「投資よりも大切なこと」という記事を書きました。
要は「投資をするよりも、収入の範囲内で暮らせることが大切。家計簿を付けて毎月貯金ができるようになろう」
という趣旨のことを書きました。
これは「投資なんか必要ない」と言っているわけではなく
「投資をするために、まず最初にすることは貯金!!」
ってことであり、もちろん、投資は大切です。
ではなぜ私は「投資は大切」と思っているのかについて今回は話していきたいと思います。
投資を使えば日々の選択肢が増える
まず「日々の選択肢を増やすことができる」
ということです。
これはどういうことかと言うと、老後資金を貯める場合を考えてみましょう。
老後資金にいくら必要かは人それぞれであることは大前提として
2000万円を60歳まで貯めたい30歳のAさんがいたとします。
Aさんが貯金(年利0%)だけで老後資金を貯めようとした場合、毎月の貯金額は
2000万円÷30年÷12ヶ月≒55,000円/月
となり、毎月55,000円を貯金する必要があります。
では、年利4%で運用しながら貯めた場合、「積立かんたんシュミレーション」で計算すると次のようになります。
月の貯金額は約29,000円まで下がりました。
つまり、投資を組み合わせた場合、月に自由に使うことができるお金が、
26,000円ほど増えるわけです。
月26,000も自由に使えるお金が増えると、何ができますか?
- 美味しいご飯を友だちと食べられかもしれない
- 子どもをもう一人授かっても大丈夫かもしれない
- 大好きな趣味にもっとお金をかけられるかもしれない
こういった風に、今の人生を楽しむための選択肢の幅が広がります。
将来も今も大切に生きたいなら投資
私は、「老後にお金に困りたくない」、「将来の子どもの教育資金もしっかり貯めたい」と思っています。
それと同時に
「将来ばかりに目を向けて、今やりたいことを我慢して生きる」
という生き方はしたくないとも強く思っています。
貯金だけすれば、未来に備えることはできます。
だけど、今取ることのできる選択肢が少なくなってしまうのが現実です。
- 「これをやりたいけど、老後資金を貯めるために我慢」
- 「あれが欲しいけど、教育資金を貯めるために我慢」
できるだけ、こういった選択をすることを減らしたいと思っています。
もちろん、投資にはリスクがありますが、そのリスクを取ったリターンとして「今の選択が増える」のであれば、私はそのリスクを取る価値は十分あると思うのです。
そして、投資のリスクというのも
- 優良なインデックスファンドを買う
- 長期保有する
を守れば減らせると思っています(詳しいことはまたお話したいと思います)
将来も大切にするし、今も楽しむためには投資が不可欠なのです。
投資は「今の選択肢」を増やしてくれる
投資をして「将来と今」のどちらも大切に生きよう