我が家は「インデックスファンド」を通して全世界の株式に投資しているのですが、
そもそもファンドって何?
と家族から聞かれたので自分なりの解釈を書いていこうと思います。
※あくまで自分なりの解釈なので厳密には違う部分はありますがご容赦ください。また、投資信託では債券なども買うことができますが、今回はわかりやすくするために株式に投資することを前提で話をしています。
ファンド(投資信託)は皆でお金を集めて、投資をする仕組
ファンドとは何かといえば「皆でお金を集めて、そのお金を使って投資をする仕組み」です。
これだけはよくわからないと思うので、図を使って説明します。
例えば、自分一人で投資する場合のイメージはこんな感じ
自分のお金をどこに投資するのか?いくら投資するのか?
などを全て自分で決めます。
これの何が問題なの?
と思うかもしれません。
確かに、投資先が数個程度ならこれでもいいんです。
しかし、投資の基本は「分散投資」です。
1社に投資するより10社、10社に投資するよりも100社に投資した方がリスクは少なくなります。(1社だけだったらその会社が潰れる可能性はありますが、100社が全部潰れるとは考えにくいでしょ?)
なので、図のように1社に投資するよりは、もっと多くの銘柄に投資したいところです。
が、沢山の会社に投資しようと思ったら、その分沢山のお金が必要になります。
個人の財力には限界があります。
自分一人のお金で、沢山の企業に投資しようとしても、そんなに沢山の銘柄の購入はお金持ちにしかできません。(少なくとも我が家の家計では無理)
更には、沢山の企業に投資しようとすればするほど、それだけ企業について調べる時間や労力もかかります。
この問題どうすれば解決するかといえば
「皆でお金を集めればいい」んです。
沢山の企業に投資するのに100万円必要だとしても、100人で1万円ずつ集めれば投資可能ということです。
こうすることで、数千円出すだけでも、数百社に分散投資することが可能になります。
運用はファンドマネージャーに任せる
そして投資信託のもう一つのポイントは「皆で集めたお金の運用は他人にしてもらう」ということです。
100人で1万円出し合ったとして、この100万円の使い道、話合いでは到底決まりません。
なので、このお金はファンドマネージャーと呼ばれる管理人に、運用先を決めてもらいます。
そう、投資信託は字の通り、自分のお金をファンドマネージャーに「信じて託す」のです。
「皆でお金を集めて、そのお金の運用を人に預けて投資してもらう」
これが投資信託の大まかな仕組みです。
ファンド(投資信託)購入にあたって気をつけること
「投資信託」のいいところは、何より自分一人では買えない数の銘柄に、少額から分散投資が可能になるということです。
ですが、もちろん気を付ける点もあります。
それは
「何に投資するかは、ファンドによって違う」
ということです。
先ほど投資信託は「人を信じて託す」と言いましたが、ファンドマネージャーの人柄でどの投資信託を購入するかを決めてはいけません。
しっかりと「この投資信託は何に投資するものなのか」を確認し、最後は自分の意思で投資をするのいう認識を持ちましょう。
投資の基本は「自分のわからないものに投資してはいけない」です。
また、「全てを人に丸投げする人からお金は逃げていく」のです。
なら、どのファンドを買えばいいの?
なら結局、どのファンドを選べばいいの?
「運用はファンドマネージャーがやる」のに、結局は自分で投資先を選ばなくてはいけない。
何か不思議な感じがしますが、投資信託を購入するときに「目論見書(もくろみしょ)」と言われる文書を確認すれば、その投資信託が何に投資するのか書かれています。
今回は目論見書の詳しい見方については触れませんが、我が家では「手数料の安さ」、「長期保有すれば年5〜7%程度のリターンを狙える」
という理由から
「インデックスファンド」を通じて全世界の株式に分散投資を行っています。
そして、多くの人にとってはこの全世界の株式に投資する「インデックスファンド」を購入するというのが正解だと思っています。
なぜ正解だと思うのかについては次回以降書くのでお楽しみに。
以上、「投資信託とは何か」について書いてみました。