お金の話

税金を払わないとどうなる?元税務職員が考える「税金を支払らわないと後悔する」と言える3つの理由

※この記事は、市町村や県の税金を前提としてお話しします。

税金高すぎるよ・・・・、払いたくないなー

実際に税金を払わなかったら、どうなるんだろう?

こんな人のための記事です。

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元税務関係職員だった身からすれば、絶対に税金は支払った方がいいよ

これは綺麗事で言っているわけではありません。

税金を支払わない事によるデメリットが大きすぎるので、税金は払っておいた方がトータルでお得だということです。

ということで、この記事では税金を支払わないと損をする3つの理由を紹介します。

結論から言えば次の3つになります。

税金を支払わないと損をする3つの理由

理由1 延滞金が高すぎる

理由2 社会的信用が失墜する

理由3 支払わずに逃げ切ることの難易度が高すぎる

それではそれぞれどういうことか解説していきます。

税金を支払わないと損をする3つの理由

理由1 延滞金が高すぎる

まずは、「延滞金が高い」です。

税金には支払うべき期限が決められており、これを「納期限」と言います。

この納期限を過ぎると延滞金を追加で支払う必要があります。

その利率なんと年14.6%!

ただし、

・2,000円未満の場合は延滞金はかからない

・納期限から1ヶ月間は利率は低くなる

・税金の課税された年によって利率が違う

・延滞金に延滞金はかからない(単利計算)

といったように、厳密には年14.6%ではないものの、

「税金を払わずに貯金しておいた方がお得!」とはならない利率です。

税金は素直に支払っておいた方が良さそうです。

理由2 社会的信用が失墜する

次に「社会的信用の失墜」です。

税金を支払わないとどうなるか?

税務職員はあなたの財産を差し押さえしなければいけません。

差押なんて大袈裟な。そこまでしないでしょ。

と思っている方。

まじで、やります。

財産を差押えるに当たって税務職員は、あなたの財産(給与、銀行口座、取引先)を調査しなければなりません。

例えばあなたの会社に「給与の支払金額、支払口座、支払日を答えてください」という文書を送ることになります。

文面には「あなたが滞納しているため調査しています」とは書かれていませんが、読む人が読めば、わかります。

つまり、会社の人には「あの人って税金支払っていないんだ・・・」ってことがわかってしまいます。

これって結構居心地が悪いし、あなたの信用も落ちませんか?

正直なところ、「人事係に呼出されて税金を支払いに来ました」と言って、来庁してくるなんてことはザラにありました。

税金は素直に支払っておいた方が良さそうです。(2回目)

理由3 支払わずに逃げ切ることの難易度が高すぎる

最後に「支払わずに逃げ切ることの難易度が高すぎる」です。

とは言っても、何とか支払わずに逃げ切る方法もあるでしょ〜

という方

あるにはあります。

ただし、難易度がものすご〜く高いです。

ざっくり言ってしまうと、5年間差押を受けなければ、あなたは税金を支払う必要がなくなります。

これは税金は「5年で時効」というルールがあるためです。

この、「5年間差押を受けない」という条件で逃げようと思った場合、次の①〜③を遂行できれば税金の支払いから逃げ切れるかもしれません。

どうですか?

こんな自由を奪われた生活をするために税金の支払いをしないなんて、何のために生きれいるのって思いませんか。

まさに、本末転倒です。

税金は素直に支払っておいた方が良さそうです。(3回目)

まとめ:支払わなければいけない税金はとっとと支払おう

どうですか、税金を支払わないことによるコスパの悪さわかっていただけたでしょうか?

お金はあくまで自由に生きるための手段です。

目的と手段を見失わないように楽しい人生していきましょう。

ありがとうございました。

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