人生の話

ひきこもりを辞めたい人へ。私がひきこもりを辞めると決めた日の話

※この記事は、25歳の時に無料ブログで書いた記事を転載したものです。

このブログを見てる方はきっと「ひきこもり 辞めたい」などで検索してくれた人ですね。

その辞めたい気持ちがあるなら大丈夫。少しだけこのブログを読んでいってください。

今ひきこもりだったり、若年無業者でも大丈夫。

私も同じだったけど変われたから。
今辛い人が少しでも前に進むことができるように私がひきこもりを辞めると決めた日の話をします。 

【約束】ひきこもりを辞めたい人へのメッセージは1番下の「ひきこもりを辞めたい人へ」にあるのでそれだけでも読んでください。

メッセージへジャンプ

それ以外は自分が変わっていったことに対する自分語りになるので、読まなくても大丈夫です。

ひとりぼっちの引きこもり時代

就職浪人して内定が貰えず就職活動を完全に放棄した私。


気がつけば、人生に希望が持てず、毎日がただ無意味に過ぎて行きました。
「社会人辛い」とか言いながらも必死で会社で働いている友人達、そんな彼らと自分を比べると本当に辛かった。

もう友人は自分の行けない何処か遠くに行ってしまった感覚に襲われ、もう2度と会えないと思うようになった。


そうしているうちに、誰とも会いたくなくなっていって本当に一人ぼっちになった。

本当に寂しかったし、辛かった、誰かに助けて欲しかったけど、誰にも会いたくないという矛盾した気持ちに苦しむ日々だった。


家賃を稼ぐためにアルバイトには行って人と話すけど、元気なフリをしているだけで心は空っぽのままだった。

「ああ、俺の人生終わったな。このまま目を閉じて死んでたらいいのに。」そんな気持ちばかりがずっと頭の中を巡ってました。

そんな私がなんでひきこもりをやめようと思ったのか?
それは「大切な人に何かを言われた」だとか、「ある日、自分の人生を変えてくれた人に出会った」だとか、「ある一冊の本に出会った」だとかそんなドラマみたいな話では全くありません。

それは単にひきこもりで太った自分の体を鏡で見て思ったんです。

「俺ってデブやな。そういえば人生で一度も理想の体型になったことって無いよな。どうせこのまま死ぬなら、死ぬ前に一度だけでいいから理想の体型になってから死のう。」と。

1年は本気でやると決めた

とにかく、私の人生は妥協ばかりだった。

受験も挑戦したわけじゃなかった。

部活も妥協だらけだった。

ダイエットもやろうと決めてもいつも三日坊主で終わってた。

けど今回だけは「逃げない」と決めました。


それは「人生で死ぬ前に1度でいいから、何かに本気で取り組んで結果を出したい」と思ったから。こんな自分でも何か出来る事があるんじゃないか、そう思ったからです。

そのために、「1年は続ける」これを心に誓いました

今までの自分は短期的に結果を求めすぎていました。就活にしても短期的にしか成果を求めていないから「今更頑張っても無理。」「もう皆には追いつけない。」という思考になっていました。
だから、短期で結果を求めるのを辞めて、「1年後に痩せていたらいい」そう決めたのです。

とにかくどれだけやっても結果が見えない日々

痩せるために、毎日飲んでたビールを辞めました。

食事制限もしました。

ジョギングも始めました。

そして、ジョギングのためにタバコも辞めました。

痩せるために、それ以外の物は捨てました。

なのに、全然変わらない日々。

何度も何度も辞めたくなりました。

実を言えばダイエットをはじめて三ヶ月後に1回辞めました。

けど、今回だけは諦めず1からやり直しました。「1年後の自分」だけを想像して必死に走ってました。

化はゆっくり現れた

全然変わらない自分の体だと思ってました。

けど、半年続けて自分の体を見ると明らかに今までの体とは違っていました。

日々の変化が小さすぎて気付かなかっただけで、少しずつ自分の体は変わっていました。

そこからは、どんどん見かけにも変化が現れはじめたのです。

変化は目に見えて無いだけで実はしっかりと毎日変わっているんですね。

そして、変化が目に見えるようになってくるとどんどんダイエットも順調に進むようになり、ついに体脂肪率30%、体重70kgだった私は、体脂肪率17%、体重54kgになることが出来ました。

人は変われることを実感できて、自信が持てた

あんなに「自分はダメ人間だ」と思っていた私が、ダイエットに成功して変わることが出来た。

その時、「ああ、人って変われるんだな。」と実感出来ました。


そう考えると、今までの自分がどう惨めでも自分の力次第で未来の自分はどうにでも変わっていけるとわかり行動していく勇気が持つことができました。

そして、結果的にひきこもりを辞めることになったのでした。

引きこもりを辞めたい人へ

言いたいことは山ほどあるんだけど、この話で言いたいことは1つだけ、ひきこもりの時に私が誰かにずっと言ってほしかった言葉。








なんとかなるよ。








長期的に結果を求めてみよう。あせらなくても大丈夫。

これだけです。

同世代の皆は自分より遠くに行っていると感じるから、なんとか早く追いつきたくて一発逆転出来る方法を考えていたり、あまりの距離の遠さに諦めてしまっているかもしれないけど、地道に進めば大丈夫。

あなたは引きこもりを辞めたくてこのブログにたどり着いたんだから大丈夫。

1年後の自分を想像して、1年だけでいいからやってみたらどうだろう。

それでダメならまたひきこもりに戻ればいいよ。焦らなくても結果は出てくるから、私が変わってきたと感じたのは半年後だった。

これを早いと思うか、遅いと思うかは人それぞれだけど、ひきこもりの時、あっという間に過ぎていった1年という時間を考えれば半年後や1年後なんてすぐにやってくるよ。

その時には、もうひきこもりに戻りたく無くなってると思う。

大丈夫。

1年だけ自分の人生を進んでみよう。

だめならまた元に戻ればいい。

それだけだよ。

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